前のはこれですね
だいぶ空きましたが、あの後もうちょい良くなってきました(^^)/
脳には半球間抑制と言う働きがあるんですが、脳は基本『抑制』でもって働いています。
どういうことかと言うと、基本的に脳は勝手に活動するので、それにブレーキを掛けながらちょうどよく調整して、はじめて普通の状態で働いているんです。
その右大脳と左大脳のブレーキの掛け合いが『半球間抑制』です。
いつも右脳と左脳ががっぷり四つの状態が通常なわけです。
本田圭佑追っかけブログ!様より画像を拝借
なので、どっちかが弱いと、強い方の脳の働きにブレーキがかからなくなってしまうわけです。
早口の場合は、言語野のある左脳の働きが強く出ていると言う事になりますよね。
(ちなみにこれも絶対では無いです(;´・ω・))
ウェルニッケ野とブローカ野↓↓↓
http://milan.elec.ryukoku.ac.jp/~kobori/resume/cog/OLD/image/cog08-2.jpgより拝借
なので、右脳に刺激が入るようなアプローチをするわけです。
今回の例では、主に動きと刺激でバランシングを試みました。
基礎的な部分として、スパイナルウォーク(細かくは書いちゃだめだと思うので、検索してみて下さい。出るかな?)
と
固有受容器刺激(これも書けないやつだ…)をお母さんにホームサポートとしてお願いして
施療は
頭蓋仙骨治療(これが大事)
クロスパターン障害の修正
左から右へのスムースパスート刺激
正中から左へのサッケード刺激
頚部右回旋&左側屈での左膝蓋腱への打腱器刺激
を行いました。
特に難しい事はしていないんですが、これで「早口治ったよ~」が聞けたわけです(^^)
今は、右の嗅覚の弱さと右の聴覚の弱さが出ているので、さてどちらからアプローチするべきかと悩んでいる最中です。(聴覚が左だと良いんですけど…)
次来た時にどう変わっているか次第で、また何か考えてみようかと思っています。