バブキン反射は、手掌把握反射と探索・吸啜反射を繋ぐ反射のため、その二つにアプローチするところですが、言葉の問題なので、
ひとまず探索・吸啜反射に絞りました。
アプライドキネシオロジーと言うカイロプラクティックの中に、Eye into Distortionと言うテクニックがあります。
これは、不調のある側に目を向けると正常な筋の出力が弱くなり、舌骨をその筋力が弱化する目の方向に動かすと、筋の弱化が修正される。と言う特徴があります。
図:プロメテウス 医学書院より
で、これが舌下神経前位核と絡んで、左右の眼球運動に表れます。
今回のケースでは、左脳の機能的な優位が見えたので、眼位が左に集中してました。
簡単に言うと、右が見れない状態な訳ですね。
アプローチとしては、上記に則って行いましたが、細かいところは省略で、その時に指導したホームエクササイズを次回に紹介しますね(^ー^)ノ