先週末、ボクの所属している
『日本カイロプラクティック師協会』主催で、2年に一度行われる日本カイロプラクティック・セミナーへ行って来ました。
一応、運営側なので前日会議からの出席です。
仕事をしているんだという所を見せないと(笑)
セミナー前日の決起飲み会も盛り上がりました。
有名治療家がたくさん写ってます。
ボクもその有名人の一人です…なんつって(^^;
セミナー中は2日間、撮影係をしていたので写真を撮り忘れておりました。
手元にあるセミナー中の写真はこれだけ…
今回のメインテーマである『共存共栄』にあるように、
全4名の講師の内の2名が、脳神経外科医師と歯学博士。
脳神経外科の金医師からは、脊椎疾患についての講義。
ボクら手技療法家にはとても身近でなおかつ、鑑別をしっかりと行わなければならない重要な部位。
下手をすれば、命に係わることも考えられます。
ボクも日頃、怪しいなと思ったらすぐに病院の受診を指導するのは、こういった知識を(一応)入れているからに他なりません。
歯学博士の丸茂義二先生の講義は、顎関節症をテーマにした内容ではあったんですが、それ以上に生命の発達から日常にありふれたものから身体におきる影響などが包括的にまとめられた、素晴らしい内容でした。
しかも、先日行った自分の講義で、仮設・考察としてまとめていたものと、ほぼ同じことを話されていてびっくりしました。
カイロプラクターからは2名
骨盤を語らせたら日本を越えて世界一の吉岡一貴先生
よしおかカイロプラクティック研究所
と
日本を代表するスポーツ・カイロプラクティック・ドクター河合智則先生
K-MAP カイロプラクティック & スポーツセラピー
吉岡先生の講義は何度か拝聴したことがあったんですが、今回でようやく色々と理解が深まった印象です。
いつか、直接指導を受ける機会を作りたいなあと思っています。
河合先生は、ファッシアに関する世界で最新の研究についてのお話し。
ちなみに河合先生は、ファッシアの研究もされています。
ファッシアって聞きなれない言葉かと思いますが、一般的には『筋膜』で広まってしまっているものです。
筋膜リリースと言う言葉もよく効きますが、ボクらの業界では(まじめに勉強している界隈)、実際は筋膜をどうこうはしていません。
筋膜を含めた支持組織を介したアプローチを行っているわけです。
河合先生も筋膜リリースなんて、どう考えても不可能だよね。とお話しされてました。
どちらの先生も、とても興味深い&臨床応用につながるヒントをたくさんいただきました。
セミナーはもちろんですが、やはり日本中の同業の先生方と久しぶりに会ってお酒を飲んで話す。
これが重要ですね。
新しい情報もそうだし、何より皆さんとても勉強されている事に、モチベーションが上がります。
まだまだ修行が足りない…
3日間もお店を空けてしまいましたが、とても充実した3日間でした。
たびたび休みがありますが、基本的には勉強をしに行っておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
何て言った矢先に、来週末は三日間東京で栄養学のお勉強です(;´∀`)