■頭蓋仙骨療法
クラニオセイクラルセラピー
徒手療法の世界には『頭蓋仙骨療法:クラニオセイクラルセラピー』と言うものがあります。
実際の所、このテクニックはカイロプラクティックでは無く
オステオパシーと言う徒手療法のカテゴリーになります。
ボクのような、何でもありのカイロプラクターは学んでいることがありますが、一般的にはとても高度なテクニックとして認識されています。
■アプレジャー先生
クラニオセイクラルセラピーは、とても素晴らしい技術だが、どうしても習得し実践することが難しい…
「じゃあ、もっとみんなが使いやすいように形を作ってしまおう」
と、アプレジャー先生は考えたわけですね。
そこで10ステッププロトコルと言う方法を考案し、世に広めたわけです。
(これに関しては是非を問わず様々な意見がありますが…)
そんなアプレジャー先生は、子供の臨床においてこう話しています。
ジョンEアプレジャー、インナーフィジシャン、科学新聞社
Q.
頭蓋仙骨セラピーは、子供たちのどのようなトラブルに有効ですか?
A.
活動過多-じっとしていられない子供(多動児)は、原因が情緒的なものでなければ、頭蓋仙骨セラピーが非常に効果的な治療法です。私の経験では、多動児の50~60%ほどは頭蓋仙骨系にその原因があるのです。
A.
学習障害と失読症-多動児の場合と同じように、トラブルの原因が頭蓋仙骨系にあるのなら、この治療は非常に効果的です。これは全体の50~60%ほどです。
いずれも原文のまま
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E2%80%95%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%8B%E5%90%8D%E5%8C%BB%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%A4%E3%83%BC/dp/4861200393?SubscriptionId=AKIAJLD6FH2TADXIQKDQ&tag=amebablog-a2396705-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4861200393
この業界に入って15年以上たちますが
初学の当時から、こどもの情緒的な(当時は発達障害なんて言われていなかったはず)トラブルには、クラニオセイクラルセラピーと言われていました。
もちろんボクも、はじめての発達障害と診断を受けた子の施療には、クラニオセイクラルセラピーを主としたアプローチを行っていました。
こどもの発達上のトラブルには頭に触れるアプローチが以前から言われていたわけです。
※
全体的に、歴史的な部分はふんわりと書いています。
同業の方、細かいツッコミはご勘弁願います(^^;
■仙台のカイロプラクティック勉強会
地元仙台で7,8年続く、毎週金曜日に黙々と基礎ばかりを反復するだけという、ストイックな勉強会があります。
JSC東北支部(南東北)勉強会
この勉強会はJSC(日本カイロプラクティック師協会)会員の勉強会ですが、会員外でも参加は自由の勉強会です。
ただ、いかんせん参加者のレベルの違いはあるわけなんです。
そんな中、やはりクラニオセイクラルセラピーは難しくて、なかなか皆さん身に付きません…
でも、この技術を身に付けたらもっとたくさんのいい結果を出せるのに…、と考えていたら吉田が閃いたわけです。
Σ(゚Д゚)!!
「この理屈でいけるんじゃないか?」
しばらくデータを取っていましたが、想定していたより結果が出る!
『じゃあ、さっそく地元の先生に教えよう♪』
と教えてみたところ、皆さんすぐに結果を出すわけです。
正直驚きました(^^)
ちなみに、当時は脳頭蓋テクニック:BCTとして教えていました。
■脳頭蓋テクニックから頭のタッチセラピーへ
2016年に、とあるこどもの発達アプローチのセミナーへ参加しました。
そこで出会ったのが、福田さん
一般社団法人ブレインアクティベート協会の代表です。
心理士さんですが
『公的機関では自分のやりたいことを子供たちに提供できない』
と、個人事務所を立ち上げた熱い思いのある心理士さんです。
事務所↓
ラーニングシー
宇都宮まで行けば、色々相談できますよ(^^)/
そんな福田さんが法人を立ち上げると言うので
その法人に提供したものが、脳頭蓋テクニック改め
頭のタッチセラピー
と言う訳です。
これまでは、同業者にしか話さなかったものを、一般の方から専門の方まで幅広く理解していただけるように、講座開催のたびに内容を修正してきました。
今のところ、開催するたび最新版です(笑)
また、受講者の傾向でも一部修正しながら話しています。
正直、熟練した施療家のクラニオセイクラルセラピーとは一概に比べられませんが、一つのテクニックとしては十分価値のあるものと考えています。
また、クラニオセイクラルセラピーを長年臨床で使われている先生からも、好評をいただいていることも事実としてあります。
一般の方においても、家族のケアだけでは無く、お子さんとのふれあいのツールとしてもおすすめできます♪
ご興味を持たれて、ここまで読んでいただいた皆さま、ぜひ講座へ足を運んでみて下さい。
吉田が熱く!かつ、和やかにお話しさせていただきます(^-^)