原始反射はやっぱり絶対じゃないよな~と思った件

2月から来院していた

『チック』的な首の動きが気になって来院していた7歳の男の子

運動チックに関して詳しくは↓へ

http://www.tic.undo.jp/category/kubi-syoujyou.html

チック症(トゥレット症候群)の症状・原因・治療法ガイド様HP

検査をするとまあ、片っ端から原始反射の検査に引っかかるったら引っかかる

で、昨日5回目の来院時には、ほぼ原始反射統合不全は無し(‘ω’)

気持~ち、探索反射とSTNR(対称性緊張性頚反射)がうっすらと出ちゃうかなくらい

首の動きはほとんど気にならないけど、ふと少し出てすぐ収まるレベルとの事

でもこのケースでは、原始反射統合のエクササイズ等は全くしていません

行ったのは、カイロプラクティック施療のみ

近年、原始反射統合が流行ってますが

みなさん、『絶対』じゃないですからね

個人的には、アセスメントとしては非常に優れたツールだと思います

でもアプローチとしてこれじゃないといけないと言うものではありません

残念ながら、原始反射統合は

非常にキャッチーでわかりやすく、パワフルなエクササイズなため

良い所ばかりが先に立ち、重要なところが置き去りにされているのが現状な気がしています

重要なのは脳の一番外側、大脳です

ある原始反射統合系の団体も、お金に走っているような雰囲気なので

そこら辺を身近な方々には伝えて行こうかな~と思っています

ちなみにこの子は、落ち着きや学習などの面で継続してアプローチさせていただくことになりました(^-^)

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