そんなお悩みの高校生男子Kくん
学校のイベントで発表しなければならないけど、一生懸命練習しても、みんなより2テンポ3テンポ遅れてしまう…( ノД`)
まじめで一生懸命なKくんですが、練習だけでは難しい側面もあるのです
なぜ、テンポが遅れるのか
Kくんの場合はまず、運動がちょっと苦手なんです。
運動が苦手だと、どうしてテンポが遅れてしまうのか
卓球を思い浮かべて下さい
ラリーが続いてる状態がテンポのいい状態
頭の中でラリーが続けばリズムに合わせてテンポよく行動できるようになるんです
そして、ラリーをするのには最低プレイヤーが二人必要です
これが、右の脳と左の脳
http://reomsd.com/study/logic-and-intuition/
右脳と左脳がスムーズに行き来する事が重要です
そして、ひとりで卓球はさみしいです…
もう1つは卓球台
台が無ければ始まりません…
この台にあたるのが
Kくんの場合、姿勢を維持する筋の緊張感=姿勢筋のトーンでした
運動の苦手の裏には、発達性協調運動障害が隠れていることがあります
発達性運動障害
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E9%81%94%E6%80%A7%E5%8D%94%E8%AA%BF%E9%81%8B%E5%8B%95%E9%9A%9C%E5%AE%B3
実際Kくんにそういった診断は出ていませんが、この場合やる事は姿勢筋のトーンの修正です
試しに閉眼足踏みをしてみると、どんどん前の方に進んでくる
↓
緊張性迷路反射の活性状態と考えます(前方迷路)
と言うわけで、緊張性迷路反射にカイロプラクティック的にアプローチ
すると、閉眼足踏みでほぼ前に進まなくなる
ところが、これでテンポが良くなるわけではないんです
神経の発達には神経シャシーと言う考え方があり
神経の土台を作ったうえに、さらに上の機能を積み重ねるのが大事なんです
なので、必要なエクササイズを指導
https://www.bing.com/videos/search?q=Pediatric+Potentials&qft=+Filterui%3auserpage-uclhx_iogxzw38tfz7ivuv_w&view=detail&mid=2A905BD3E17694BE3E9C2A905BD3E17694BE3E9C&FORM=VRDGAR
主に大事なのはこれ↑
で、これを身に付けたら初めて卓球台が出来るわけです
この後に
右脳のプレイヤーを呼んできて
左脳のプレイヤーを呼んできて
ラリーの練習をして
はじめてテンポが良くなります
まだ先は長い…(´゚д゚`)
Kくんは一生懸命なので、きっとやってくれるでしょう!
これからの成長に期待ですね( ^ω^ )
ちなみに検査には『Go-No-Go課題』を使用しました
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%A1%8C%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%8A%91%E5%88%B6
何度かやりましたが、左右ともに5/10くらいの感じ
このあたりが判断基準になるかなあ