お子様の成長(発達)とカイロプラクティック
近年、お子様の成長(発達)でお悩みの方が増えているように感じられます。
落ち着きがない、我慢できない、姿勢の崩れ、不器用、運動が苦手、夜尿、友達と遊ばない、などなど、うちの子ってどうなんだろう?と不安になる事もありますよね?
でも、きっとどこのご家庭でもそうです。
子供の成長を気にしない親はおりません。…ただし、過剰に気にするのはどうかなあと考えます。
近年、発達障害と言う言葉が独り歩きしてしまっているので、「うちの子の落ち着きが無いのは、ADHD(注意欠陥・多動症)かな?」なんて言う会話をまあまあよく耳にします。
例えば…
患者「来週の試験緊張して夜も眠れないんです!先生どうにかして下さい!」
医者「それは、試験のプレッシャーによる睡眠障害ですね。」
こんなやり取りがあったとします。
試験の緊張感で眠れない、大変ですがある意味普通です。
日中に少し体を動かして、夜はぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、寝る前にホットミルクを一杯、そしてベッドに横になる。
いいですね♪
きっとゆっくり眠りにつけるでしょう。
それとも、睡眠障害として投薬を望みますか?
お子様の場合も落ち着けないのには理由があります。
・姿勢を維持する持久力がない→姿勢が崩れる
・固視(一点を見続ける)が出来ない→授業中きょろきょろしてしまう
・周りの音に敏感→先生の話に集中できない
じゃあ、苦手な事を少しずつでも出来るようになったら、落ち着きが出てくるはず。
と言うわけで、当院ではお子様の苦手を見つけ出し、その苦手を少しでも早く出来るようになる事をカイロプラクティックの検査と施術を通しお手伝いいたします。
当院では判断のひとつとして『原始反射統合不全』を見ています。
原始反射とは、生後数か月の間に赤ちゃんが成長していくための反射です。
この反射が抑制・統合されていくと姿勢反射に移行します。
http://emaki.jp/study/kaibo/hansya.html
つまり、原始反射が何らかの原因で残っていると、その残った原始反射に応じて『苦手』が出てきます。
以下おおまかに書きますね。
・恐怖麻痺反射
対人での恐怖・不安感
すぐいやと言う
ストレスに弱い など
・モロー反射
視界に入るものが気になる
音に過敏になる
持続力が無くなる など
・把握反射
不器用
手の感覚異常
手と口が一緒に動く など
・吸啜反射
食事が苦手
発声が苦手
口の周りの感覚異常
・緊張性頚反射
スキップが苦手
真ん中がよくわからない
からだのバランスの乱れ など
・緊張性迷路反射
高いところが苦手
ネコ背になる
空間把握が苦手 など
・脊髄ガラント反射
おねしょ
仰向けで眠れない
ぴったりした服が嫌い など
上記のような不都合が原始反射の残存と関係している場合があります。
まずは原始反射の残存を見つけ出すこと、そしてカイロプラクティック検査によって脳の機能の偏りを探し出し、徒手療法を用いてバランスを整えて行く事。
これが当院でのお子様の成長(発達)に関するカイロプラクテック施術の考えです。
施術に関して、痛いことや怖いことは全くありません。
落ち着けない子が施術中に寝てしまったり、触られるのが苦手な子が当院の施術を心待ちにしたりと、心地よさは感じてもらっているようです(^^)
カイロプラクティックを受けさせてみたい、と思っていただいたみなさま
大切なお子様の事ですので、まずは『原始反射』や『カイロプラクティック』について調べてみて下さい。
施術に不安を感じるようでしたら、まずはお母さんでもお父さんでも施術を受けに来てください。
その時に施術しながらお子様のお話しも出来ますし、不安も減ると思いますよ。