肩こりはどうすれば良くなるの?
ここではどこでも教えてくれない『肩こり』のほんとのところをお話ししますね。
そもそも肩こりとは何なのか?
ウィキペディアによりますと『項頸部から僧帽筋エリアの諸筋に生じる主観的に詰まったような、こわばった感じや不快感・こり感・重苦しさや痛みにいたる症候の総称である。』
との事。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、なんと!国民の6割が肩こりを感じているそうです。
半数以上の方々が肩こりと日々戦っているわけですね。
肩こりの原因を調べてみると…
不良姿勢・血行不良・目の疲れ・疲労・ストレス…etc が原因とされています。
果たして本当にそれが原因なのでしょうか?
と言うわけで、吉田的な肩こりの考え方&カイロプラクティックのアプローチを書いてみます。
肩こりは足し算
まずはどうして肩こりが起こるのか?と言う基本の考え方です。
人間は生きていくのに、まっすぐ立って歩くと言う機能が必要です。
出来なければ行動できないわけです。
なので、身体に何かしらの不調があってもごまかしながらとりあえず行動を起こし、結果肩こりが起こります。
例えば足首の捻挫をしました。
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痛くないように歩いていたら腰が痛くなってきました。
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腰をかばっていたら背中が痛くなってきました。
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背中の痛みを我慢していたら方が痛くなってきました。
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肩こりの出来上がり♪(このころには捻挫したことは忘れていますし、腰痛なども気にならなくなっています)
と言うように、肩こりは突然起こるものでは無いのです。
肩こりとは、からだの不調をほおっておくと『あなたのからだはお手入れが必要な状態ですよ』と脳が訴えかけるアラームのようなものです。
じゃあ肩こりの治し方は?
前記の例のように考えると、ある意味では整え方は簡単です。
肩こり=捻挫+腰痛+背中痛と考えると、あとは捻挫と腰痛と背中痛を引くだけ
肩こりは不調の足し算なので、治し方は不調の引き算です。
肩こりはあくまで結果であって原因ではありません。
簡単な肩こりさんはこんな感じで肩こりの無いからだになります。
整え方は簡単と言っても、難しい部分もあります。
それは、慢性度がその他の不調に比べて強いため、良くなるまでに時間がかかる事:もとに戻りやすいと言う事です。
施療後はその都度、肩の軽さを感じていただけるはずなので、生活の中でバランスを取りながら、肩こりのない毎日を取り戻して行きましょう。