久しぶりにこどもと折り紙を折りました(^^)
ボクのも一つ混ざっていますが、なかなか上手になったものです。
ちなみに、はまり症のボクは以前折り紙にドハマりして
スライムや
『ダッシュする鶴』などは、パパッと折れてしまいます。
このような、指先で行う細かい作業を
巧緻作業と言います。
昨今よく聞かれる、『こどもの不器用さ』は
この巧緻作業の能力が低いために起こるわけですね。
この巧緻作業に、直接かかわってくる原始反射が
『手掌把握反射:パーマー反射』
です。
この反射の統合不全により以下のような特性が表出することが考えられます。
手掌把握反射の残存のよって
□巧緻作業能力に欠如(手先が不器用)
□不適切な鉛筆の握り方や手書き能力の不足
□ピアノをひいたり、手作業するときに姿勢が崩れる
□アイデアを紙に書き出すことが難しい(処理に時間が掛か
る)
□机やパソコンで作業するとき、姿勢が悪いか、背中に痛みが
出る。
詳しくは↓(グーグル翻訳でバッチリです)
http://www.retainedneonatalreflexes.com.au/reflexes/palmar-reflex/
統合のためのエクササイズもありますが
手っ取り早いのは器用さを必要とするような作業をこなす事。
つまり…
『折り紙』
昔から原始反射は、こどもの遊びによって統合されてきました。
折り紙以外にも
あやとり、手遊び(アルプス一万尺とか)、砂遊び、指(腕)相撲や
また、こどもの遊びではありませんが、草むしりや料理のお手伝いのような家の仕事でも統合されてきたわけです。
今の子は、指をよく使うのはゲームくらい…
なんなら、スマホ・タブレットに至っては指一本で済んでしまうわけで(^^;
そりゃ筆圧が弱くなって当たり前。
ボクらの頃はHBだったのに、今は2Bだったかな?がデフォルトです。
身近な所からコツコツと、こどもの器用さを育ててあげて下さい。